校長挨拶
暁の星は生徒の成長に寄り添い、ともに歩みます。
戦後の混乱期、フランスのカトリック女子修道会「援助マリア修道会」のシスター4名が、戦後の荒廃した日本に新たな教育をもたらすべく福山の地に降り立ちました。こうして生まれた本校は、建学の精神「Women for Others」(他者のために生きる女性)の育成を目指し、今日まで76年に及ぶ歴史を積み重ねてきました。
本校が目指す教育の本質は「思いやり」の心です。「マリアと共に 神に信頼 己に誠実 互いに睦み 進んで奉仕」という校訓の精神は、他者をいたわり、自分を磨くことではじめて実践されます。世界に蔓延る、人々を悲しませる多くの問題を解決していく為に自分に何ができるのかを考え実践できる、そんな生徒を育てていきたい。それが私たちの願いです。
これから学びを進めようとしている児童・生徒の皆さん。皆さんは将来どのような人になりたいですか。人のため、社会のために何か貢献したいと思っているはずです。しかし自分がどの分野で活躍すべきか、まだ決めきれずに迷っている人が多いでしょう。暁の星で自己を見つめ、ともに学び成長する中で、自分の進むべき道を発見しましょう。暁の星は皆さんの成長に寄り添い、全力でサポートします。
「神よ、私の心を大きく広げてください。あなたの愛において、全世界を抱かせてください」
援助マリア修道会創立者 マリー・テレーズ・ド・スビラン
2024年4月1日
福山暁の星女子中学・高等学校
校長 徳永 信一
校長 徳永 信一