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つぼみクラス 『感覚の敏感期を楽しんでいます!』

2023-01-19
お仕事の時間。少し難しいことにも挑戦中。お部屋も模様替えをして、心機一転です。
指先に力がしっかり入るようになり、右手と左手が違う動きを同時にすることもできるようになりました。
手首を固定したまま指先だけを使うこの作業。大人は簡単ですが、子どもにとってはとっても難しい動きです。
太い→細いの順に並べていきます。階段状にしたいのに一本余ってしまったり、きれいな階段にならないことも。試行錯誤しながら間違いを訂正した後の子どもは、何とも言えないすっきりとした表情です。
「〇〇君のピンクタワーとくっつく」「おんなじ」と子ども同士で活動を広げていきます。とてもいい学びの時間ですね。
長い・短いを体全体で感じています。子どもたちの感覚はこうやって“実際に触ったり感じることで育っていく”ことを実感します。この男の子はこの後、長い→短いの並べ方を工夫していましたよ。
「いっしょ」と言いながら同じ色を見つけています。
お部屋の中から“赤い”ものを見つけてきました。この活動を通して、子どもたちの普段の生活のなかの言葉が、「鉛筆ください」→「赤い鉛筆ください」・「糸を持ってきたよ」→「赤い糸を持ってきたよ」などしっかりと広がってきますね。
 3学期が始まりました。年少への進級に向けての大切な時期に入りましたが、子どもたちはますます元気いっぱい自信たっぷりに毎日を過ごしています。
最近の子どもたちの流行語は、『3歳だから』『お兄さんだから』『もう3歳』。お部屋の中にこの言葉がたくさん聞こえてきます。そして時には『〇〇ちゃん、3歳なんだから〇〇できるよ』と友だちを励励ます姿も…。3歳って私たちが思う何倍もすごいんです!!! 
 お仕事の時間は、感覚の作業が楽しくなってきています。確かに子どもたちの言葉の中に「赤い〇〇」「長い〇〇」「大きい〇〇」など、形容詞が増えてきていることを感じます。作業を通して、より子どもたちの感覚が洗練され、日常生活のなかでしっかりとそれが生かされるようにすごしていきたいですね。

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