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「小学校現場から来た園長の日記」その4

2022-05-20
「マスクの中の顔」
園バスの中はこうです。遠足に行く時に私は初めて乗せてもらいました。天井に頭をぶつけました。
「マスクの中の顔」

 この季節になると、園庭でしっかり遊んでいる園児たちの顔が赤くなっている様子が見られます。

現在、国では、就学前の子どもたちに対して、マスクの着用を一律に求めることはしないという方針が検討されているようで、これからは、熱中症にも配慮する必要がありそうです。

現時点でも、食事の時だけは外しています。先日、お弁当の時に教室を訪ねて行ったところ、はっとしたことがありました。予想以上に静かに食事をしていたこともそうですが、みんなの顔が違って見えたことです。日ごろ外で遊んだりおしゃべりしたりしていくうちに、やっと覚えてきた顔とマスクを外して口元まで見えている顔が違うのです。とても不思議で新鮮な感じがしました。表情がそれぞれとてもよく分かってうれしい気持ちがしました。

コロナ時代になって、もしかすると、私たちはずっと本当の顔を知らないままお互い過ごしていることもありそうですね。

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