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学校長 あいさつ

学校長 石原 政信


「個性」発見の旅に

 福山暁の星小学校は、カトリックのミッションスクールとして1964年の開校以来、「一人ひとりが神からいただいている全てを開花させる」全人教育を目指してまいりました。
 初代校長シスター・マリーフランシスの言葉「暁の星は冒険する者の心を持ち、時の印を敏感にとらえ、分別のある順応性を生かす努力をし、新しい時代のために新しい教育を創り出す」を全教職員が心に刻み、学校教育活動を創造して参ります。

 学校教育目標は「一人ひとりの個性を引き出し、国際社会で生き抜く力を育てる」です。
この目標は、二つの要素で構成されています。

 その一つ目が、「個性」の発見です。自分の得意なこと、好きなこと、興味あることなど、自分の個性は何かを見つけ出し、磨いて、輝かせることを目標としています。
 この目標を実現するためには、座学のみならず、「体験」、「経験」が重要な「鍵」となります。4年生の「サマー子供の世界」、5年生の「林間学校」、6年生の「プリエール研修旅行」など基幹となる行事はもちろん、国語科、英語科をはじめ、特色ある教育研究による日常の授業の充実を通して、その機会を創り出します。

 二つ目の「国際社会で生き抜く」という目標を達成するためには、他国の言語の習得だけではなく、自分と他者の違いが分かり、認め、受け入れる態度と姿勢が求められます。
そのために、横軸としての学年・学級、縦軸としての縦割り班によって、人間関係づくりの柔軟性を培います。

 さらに、宗教教育による「自己肯定感」「感謝する心」「他者へ奉仕する精神」「困難な中でも希望の光を見失わない心」を育てるとともに、「クラス会議」を継続的に実践することで、協働性、自主性、自律性を培います。

 歴代の教職員、そして保護者と子どもたちが、たゆまず努力し、少しずつ進歩しながら、創り上げてきた伝統に、新たな時代に求められる教育を編み込み、進化させて参ります。

※「クラス会議」とは、日常の諸課題を児童自らが解決しようとして行う話し合い活動です。




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