「ゆりぐみだより」
5月の子ども達の様子
この長い行列は!?
散歩の目的は?
園芸作業
キュウリの苗植え
4月の子ども達の様子
クラスの子どもたちの姿や成長をお伝えするとともに、その場面を保育者としてどう思い、どう読み取ろうとしているのか紹介します。
午前中のある場面
進級・入園で4月は一人ひとりの子ども達がドキドキしてスタートしたことと思います。年長児は年少児のお世話の難しさを感じたことでしょう。お世話をする時はまず、声を掛けて「こうやってするんだよ」とやり方を見せてあげます。できるようになるのを待ってあげる思いやりの心を育んでいっています。
年中児はクラスでも真ん中の年齢にあたり、自分と他人の区別がはっきりしてきて、周囲の状況に目が向くようになっている様子が見られます。上手くいかないと悩む子どもにすぐ「こうしよう」と答えに導くのではなく「どうしたらいいかな」といっしょに考えることを大事にしています。ヒントを出したり、他の方法を試せるよう促したりと、子どもが試行錯誤する過程を支えていきたいと思います。子どもが悩んでいる時、上手くいかない時こそ、成長のチャンスと考えて一緒に立ち止まって話し合いをしています。
年少児は新しい環境で戸惑いながら涙が出てしまうこともありますが、幼稚園で成功したこと、失敗したことなどその時の子どもの気持ちに寄り添いながらたくさん経験をして、「幼稚園楽しい」となってくれるようにつとめています。ある保育の場面で「ねぇ ママ~」と言い間違えてくれた時は、幼稚園にも慣れてきたんだなと安心したのと同時に一番大好きなお母さんと間違われて嬉しかったです。