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「きくぐみだより」

子ども達の姿、気持ち、考え、発見などを通して、成長の様子を感じていただければと思います。
よろしくお願い致します。

3月の子ども達

  3月に入ると、年長児さんは、卒園の日を意識し始め、幼稚園に来れるのもあと〇日だという話が、会話の中でもよく聞かれるようになりました。やりたいことに思い切り取り組んで、友達とたくさん遊んだり、お話したりして、いつも以上にあっという間に感じる日々でした。年中児・年少児さんは、年長児さんはもう大きくなって小学校に行くから、きく組とお別れなんだなと理解しながらも、卒園式後、年中児・年少児さんだけで過ごした数日の中で、実感してきたようでした。「あれ、Aさん(年長児)はどこ?」という発言が不意に挙がる数日でした。

  年長児さんが卒園し、年中児・年少児さんが終園の日を迎え、今年度が終わりました。みんなが笑顔でこの日を迎えられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。この一年を振り返ってみると、楽しかったこと、嬉しかったこと、挑戦したこと、粘り強く取り組んだこと、やり遂げたこと、悔しかったこと…子ども達の姿がたくさん浮かんできます。そして、体も心も大きく成長した子ども達を見ると、一人一人が、日々力いっぱいがんばってきたことを改めて感じます。
少しずつ暖かく感じる日が出てきました。11月に植えたチューリップの球根がすくすくと育ち、芽を出し、葉を伸ばしています。
「あれ⁉これ、つぼみじゃない⁉」つぼみを発見したようです。春が近づいているのを感じます。一つ大きくなった頃に咲くかもしれないと話すと、にっこりしていました。
お弁当を作ってくれたおうちの人に、感謝の気持ちを込めておにぎりのメッセージカードを作って、プレゼントしました。メッセージと一緒に好きなお弁当のメニューの絵も描きました。
「いつもお弁当を作ってくれて、ありがとう」
「ハンバーグが大好きだったよ」
「いちごやみかんも入れてくれて、うれしかった」
「お母さんが作ってくれるお弁当はおいしかったよ」
卒園式前日。みんなで過ごす最後の日です。帰りの集まりでお別れ会をしました。年長児さんに一人ずつ、年中児・年少児さんへ向けてメッセージをもらいました。よく考えて、心を込めて伝えてくれる姿に、また一つ大きな成長を感じました。
「たくさん一緒に遊べて嬉しかったよ」「友達になれて良かった」
「大好きだよ」「これからも友達でいようね」
「リレーやドッジボールの時、応援してくれてありがとう」
「今までありがとう」「これからも幼稚園がんばってね」
年長児さんとタッチをして、お別れしました。その時、年中児・年少児さんは、たくさん年長児さんに言葉をかけていました。
「卒園おめでとう」
「大好き」
「また会おうね」
「小学校に行っても、また幼稚園に遊びに来て」
終園日。いつも見守って下さっている神様に、感謝の気持ちと、4月から一つ大きくなるのを楽しみにしていることをお祈りしました。

2月の子ども達

今月は、ドッジボール大会、縄体操、生命の表のおしごと、合奏、お別れ会、カブトガニ博物館見学など、年長児さんにとって様々な取り組みがありました。粘り強く努力する姿、より良くなるようにと考えて取り組む姿、熱心に集中する姿、探求する姿、友達と協力・団結する姿など、大きな成長を感じることがたくさんありました。また、そうした年長児さんの様子を見て、年中児・年少児さん達は、年長児さんになること、大きくなることに憧れや期待、わくわくした気持ちを持つと同時に、尊敬する気持ちも持っています。そして、それは今回の出来事だけでなく、毎日、一緒に過ごし、やりとりしてきて、日々の生活の中で、心の中でどんどん大きくなっていった気持ちです。
年長児 ドッジボール大会。ボールをよく見て機敏に動いたり、友達同士声を掛け合ったり、真剣で団結した姿が見られました。年中児・年少児さんの応援も大きな励みになっていました。
年長児 縄体操。縄体操の経験を通して、縄跳びにより親しむことができました。また、2人組、4人組、8人組では、自分の動きだけでなく、友達の動きも考えながら動く、息の合った姿がありました。
ドッジボール大会の後、年長児さんがもらったメダルを年中児・年少児さんに見せてくれました。
年中児・年少児さんから「かっこ良かった」「上手だった」「すごかった」「ボールが速かった」など称賛の声がどんどん挙がりました。
楽しみな人もドキドキハラハラしている人もいた節分会。
まずは、お気に入りの♪鬼のパンツの歌をペープサートと共に楽しみました。虎の毛皮のパンツに注目が集まります。
グループ対抗で鬼のつのリレーもしました。
鬼のつのを次の友達のバトンタッチ。落ちないように一生懸命友達の頭に乗せてあげる姿がかわいらしかったです。
赤鬼がやってきて騒然としました。怖くて机の下や先生の後ろに隠れる人、びっくりしたけどすぐに楽しそうに鬼に近づいたり、豆をまいたりする人。色々な反応がありました。怖がっている友達を守ってくれた頼もしい人もいました!
お別れ会。きく組は「おひさまパワー」「青い空に絵をかこう」を歌い、踊りました。練習を重ねるごとに、動きが力強くなったり、歌声が響き渡るようになったり、そんな変化から絆が深まっている様子を感じました。
お世話になった年長児さんに、年少児さんから花束のメッセージカードを作ってプレゼントしました。
「色んなことを教えてくれてありがとう」
「優しくしてくれてありがとう」
「一緒に虫探しをしたのが、楽しかったよ」
年中児さんからは紙を編んで作ったバッグにお手紙を入れてプレゼントしました。
「〇〇くんに似合う色にしよう」と色合いなど、よく考えて作っていました。
「ずっと友達だよ」
「小学校でも元気でね」

受け取った年長児さん達は、とても喜んでいました。嬉しそうな、そして優しい表情でお手紙を読んでいました。それを見て年中児・年少児さん達も心が温かくなったようでした。
横割活動(音楽)で取り組んできた合奏を年長児さん達が発表してくれました。
指揮や周りの音を意識しながら、みんなで合わせて一つの音楽を作ろうとしているのが伝わってきました。
外遊びでは“カッパのお引越し”という遊びが人気でした。年少児、年中児、年長児、色んな友達が自然と集まり、加わって楽しみました。捕まえるのも、逃げ切るのも楽しくて、元気な声を響かせながら、のびのび動いていました。

1月の子ども達

新しい年が始まって、最初の月が終わりました。今年も、子ども達のどんな輝く姿に出会えるか、どんな成長の様子が見られるか楽しみです。
冬休み明けには、羽根つきを楽しみました。羽根に当てるのは、なかなか難しいけど、その難しいところも楽しんでいる様子が伺えました。打ち合いをしたいけど、なかなかお友達のところまで飛ばなかったり、届いた羽根を打ち返すことができなかったり、試行錯誤しながらも、楽しみも見出していたので、何度も何度もしました。お友達と打ち合うことができると、二人で跳びはねる程、喜ぶ姿がありました。
コツをつかむと、友達同士教え合うようになりました。特に、年長児さんは、年中児・年少児さんがしているとよく教えてくれていました。「Aさんは、すごいなぁ」「僕もAさんになったら、できるようになるかなぁ」年中児さんや年少児さんは、年長児さんの姿を見て、いつも、尊敬したり、自分が大きくなる期待を膨らませたりしています。
かるたも友達と楽しみました。取りたい‼という気持ちが強く、みんなとても真剣です。札が読まれるとグッと集中して、探していました。
取れると、嬉しくて嬉しくて…、取れないと悔しくて悔しくて…。色々な気持ちを味わいます。思うように取れず、落ち込んでいる人がいると、友達同士励ましたり、アドバイスをしてあげたりしていました。
新しい年になって最初の英語活動では、十二支を英語で教えてもらいました。十二支のことは、お正月を通して関心が高まっていたので、英語でも出てきて興味深そうでした。
あやとりに熱中するようになりました。友達の姿を見て、好きになった人が増えています。できるもの、得意なものがそれぞれ違うので、友達同士で教え合って、どんどん吸収しています。これをやってみたいなと本で見つけては、こうするのかなとよく考えながらじっくりがんばっている姿もあります。
できると友達や先生に「見て‼」と表情を輝かせて見せてくれます。「すごい‼今度は僕が見せてあげる」とやり取りも広がります。
11月から大切に水栽培していたヒヤシンスが咲きました。鮮やかなきれいな色の花が咲いて、感激です。小さな花が少しずつ花開いてきている様子を観察しました。
外遊びの時間に、縄跳びもたくさんしました。年中児・年長児さん達は、体操の中で縄体操に取り組んでおり、前跳びや後ろ跳びに加え、縄体操の中に出てきたことも、自分たちで工夫しながらしていました。
年長児さんは、ドッジボール大会に向けて、がんばることや作戦など、何度も話し合いをして、団結力を深めながらドッジボールの練習をがんばりました。友達のがんばっていることや得意なことなど、良いところに気付いて、声を掛け合う様子もありました。
雪がたくさん降った日。子ども達は本当に大喜びで、その姿からお恵みを感じました。雪の上を歩いたり、走ったり、積もった雪を集めてボールを作ったり、冷たい冷たい雪との貴重な触れ合いでした。
雪が結晶になっていることを知っているお友達が、虫眼鏡で見てみたらどうかと提案してくれました。今回できなかったので、次に雪が降った時のお楽しみになりました。

12月の子ども達

 今月は、みんなで、クリスマスの準備をしながら歩んできました。
 クリスマスについての絵本をたくさん読みました。クリスマスの意味への理解が深まると、喜びもますます大きくなりました。また、年長児さんは、聖劇で自分の役が決まると、そこに思いを寄せながら絵本を読んでいる様子も感じました。
 周りの人に優しい気持ちを届けることも大切に過ごしてきました。「みんなが気持ち良く使えるように、トイレのスリッパをそろえた」「けがをしたお友達を助けた」「あやとりを教えてあげた」「並ぶところが分からなかったお友達に教えてあげた」「ありがとうを言った」「おうちでお手伝いをがんばった」など、毎日、どんな優しい気持ちを届けることができたか、みんなで分かち合いました。そして、自分ができたことや、自分がしてもらったことだけでなく、他の人の優しさや親切に目が向いたり、気付いたり、感謝したりする姿も見られるようになりました。また、世界中の人が心温まるクリスマスを迎えることができるように、平和な世界になるように、一人一人の優しい気持ちがその力になるようにお祈りしながら過ごしました。
馬小屋、クリスマスツリー、リースなど幼稚園の中にクリスマスの準備が整ってくると、子ども達はすぐにその変化に気付きます。クリスマスツリーの飾りの中に、それぞれお気に入りのものを見つけていました。
子ども達の自由画帳をのぞいてみると、クリスマスの絵がたくさんありました。クリスマスのことをよく考えて描いたことや、クリスマスを楽しみにしていることなどが伝わってきました。
みんなで一つのリースを作りました。年中児さんがリースの土台を作り、年長児さんが葉に見立てた切り紙を作って飾り、年少児さんがクレパスでカラフルに飾りを描きました。このリースはクリスマス訪問に来てくれた小学生にお礼のプレゼントとして送りました。
きく組カラーのろうそくもみんなで作りました。周りの人にどんな優しい気持ちを届けることができたか、その日の自分を振り返って、心の中で神様にお話しながら、小さな折り紙を毎日貼っていきました。きく組のみんなの優しさが詰まった、温かく輝くろうそくが完成しました。
ろうそくは、祈りの花束として、クリスマス会で神様にお捧げしました。
神様が教えて下さったように、みんなが優しい気持ちを大切に、助け合い、平和な世界にしていくことができますように。
11月から水栽培を始めたヒヤシンスがぐんぐん育っています。登園して、朝の身支度を済ませたら、こうやって観察することが自然と日課になりました。少しの変化にもよく気付き、驚かされます。
寒くなって、上着を着て来るようになりました。上着のファスナーやボタンは少し難しいけど、日々の積み重ねにより、だんだんスムーズにできるようになってきています。自分でできるようになると、その力を周りの人のために活かして、お友達を手助けしてあげている姿もあります。

11月の子ども達

秋が深まり、きれいに色付いた葉が落ち始めると、イチョウを嬉しそうに拾っている子ども達。「イチョウを見せて」「こっちを向いて」と声を掛けましたが、誰も答えてくれない程、夢中になって集めていました。
秋の日差しや風の心地良さを感じながら、気付いたこと、見つけたもの、知っていることをたくさんお話しながら、学院内を散歩しました。
木の道を通ると、一つずつ木を飛び越えたくなります。
色付いた木々を見上げながら、幼稚園にない種類の木、葉には特に反応を示す子ども達でした。
ソテツ、そして、イチョウは、恐竜がいた程の大昔からこの地球で生きてきていることを話すと、驚いたり、不思議そうにしたりしていました。どういうことかなと難しそうな顔をして考えている姿から、歴史というものを感じているのかなという様子も伺えました。
ヒヤシンスの水栽培を始めました。
容器にたっぷりと水を注いで…
芽が出てくる方と根が出てくる方をよく考えながら,
球根を置き…
土の中の環境に合わせて、黒いカバーを付け、真っ暗にしました。
気になりながらも、黒いカバーを外さず我慢すること数日。たくさんの根が伸びていて、びっくりしていました。
「クラゲみたいだ~」
嬉しくて嬉しくて、みんな顔を近づけて、ニコニコ観察しました。
春の終わりに掘り上げたチューリップの球根を植えました。
ヒヤシンスの栽培を始める時、球根のしくみや構造をよく知ることができたので、それを思い起こして、球根を眺めながら「こっちから根っこが出てくるから下になるようにしよう」と自分でよく考えて植えることができていました。
栽培キットを頂き、シイタケも育てています。花の成長には親しんできていますが、きのこの成長は珍しく、興味津々です。霧吹きを使って水をあげるのも楽しいようです。
七五三に際し、聖堂で年長児さんが七五三の祝福式をしました。大きくなったことを感謝する時となりました。
幼稚園に帰って来て、祝福式で年長児さんが頂いたおメダイを年中児・年少児さんに見せてくれました。
「銀に光っている」「マリア様がいるね」と年中児・年少児さんが色々お話すると、年長児さんがほほえみながら聞いていました。
保護者会の取り組みで、フィリピンの子ども達へ送るクリスマスカード作りをさせて頂きました。
お手紙を書けることが嬉しくて、絵や文字を楽しそうに書きました。

クリスマスツリーを描こう、雪を降らせようとイメージしたことをのびのびと表現できました。
自分でポストに入れることも、とても喜んでいました。
遠く離れた国のお友達のことを思って、また、世界中の人が幸せなクリスマスを迎えられるよう願って、心を込めて作ったので、とても大切に送っていました。

10月の子ども達

今月は、様々な行事がありました。その中で、子ども達のがんばりや成長、友達のとつながりの深まりを感じることがたくさんありました。
スポーツフェスタで、神様から頂いた体を力いっぱい使ってがんばりました。練習の中で、体の調整力がどんどん伸び、自信もつきました。
スポーツフェスタへの取り組みを通して、体を動かす心地良さを感じ、外遊びの中でも体を動かしたり、運動的な活動に挑戦したりする子どもが増えています。
「うぅぅ…力がいるなぁ。でも、上がれた!!」
「1、2、3、4、5…」
数えながら、一生懸命跳んでいました。前より多く跳べると、表情が輝きます。
秋のお恵みに感謝しながら、芋掘りに行きました。
楽しみにしていたので、土が固くても諦めず、そして、少し疲れても粘り強く掘りました。
「やったー!!!」
大きくて、つながったお芋が掘れて嬉しくて仕方ありません。重さも感じて「お芋って重いんだ」と驚いていた子どももいました。
すっかり秋らしくなって、松ぼっくりやどんぐりを見つけて持って来てくれる子どももいます。それを触ったり、眺めたりしながら、♪松ぼっくりや♪どんぐりの歌を元気よく歌っています。
たくさんバッタを見つけて、連れて来てくれました。虫が大好きな友達から口々に質問が出ます。「どこにいたの?」「どうやって捕まえたの?」「種類が違うのがいるね⁉」「触らせて」
人形劇鑑賞。どんどん物語に引き込まれていきました。
「お人形持っているから、おうちであんな風にやってみよう」という子もいました。
人形劇を観た数日後、もらった塗り絵をしました。塗りながら、楽しかったことをたくさん話しており、ストーリーをよく捉えている発言が多く聞かれました。
10月最終日は、ずっと楽しみにしていた「わくわく☆フェスタ」でした。
わくわくが止まらない程楽しんで、「最高~」という声が挙がりました。
お買い物ごっこでは、年長児さんがお世話の年少児さんと一緒にお店を回ってくれました。みんなそれぞれ素敵なお買い物ができ、大満足です。生活の中で、おうちの人がお買い物をしている姿にも触れているので、お店屋さんとのやりとりもよく知っていました。

9月の子ども達

2学期が始まって、1ヵ月が過ぎました。今学期は行事がたくさんあります。年長・年中児さん達は、これまでの経験から楽しみを持っている様子や張り切っている気持ちが伺えます。年少児さん達は、何があるんだろう?どんなことをするのだろう?と、保育者やお兄さん・お姉さん達の話を聞きながら想像や期待を膨らませているように感じます。友達と一緒に活動する喜びを感じながら、みんなで色々な挑戦や経験ができればと思っています。
今月は、スポーツフェスタに向けて、日々がんばってきました。神様から頂いた体を力一杯使って、体を動かす楽しさを感じながら練習に取り組んできました。難しかったことができるようになったり、自分で分かって動ける喜びを感じたり、自信もついてきました。
敬老の日に際し、おじいちゃん、おばあちゃんのために、お花のプレゼントを作りました。「大好きだよ」「遊んでくれて、ありがとう」「電話をしてくれて嬉しいよ」「またお泊りしようね」「元気でいてね」一人一人心のこもったメッセージも添えました。
年少児さんは、形を意識して、はさみで切ることができるようになっています。
年中児さんは、立体的で固い紙コップも上手に切ることができました。それが、お花に変わって感激です。
年長児さんは、きれいに花開くようにと、慎重に、細かく切り進めていました。
保育者が稲刈りをして、稲を持って来ました。
これがどうやってお米になるのかな?
みんなで順番に、少しずつ稲からもみを取りました。一粒ずつ大切に取りました。
すり鉢ですって、もみのからを取りました。みんなで順番にすっていきました。
「あ!取れた!」からが取れて玄米になりました。
「玄米、食べたことあるよ」
「私がいつも食べているお米と色が違う」
「玄米食べてみたいから、お母さんに頼もう!」

日々頂いているお米が、どのようにして育ち、できるのか、また、そこにはたくさんの人の力、働きがあることを知ることができました。
9月中旬から教育実習生が来られました。子ども達は、たくさんお話して打ち解けていました。遊びやお弁当にも積極的に誘っていました。
歌遊びを教えてもらったり、絵本を読んでもらったりしました。
お別れの日には、折り紙で作ったきく組のきくのお花をプレゼントしてもらいました。立体的なお花に「わー‼きれい‼」と大喜びの子ども達。そっと大切に手に乗せて、眺めていました。

6月の子ども達

今月は、生き物との出会いや植物のお世話を通して、神様のお恵みを感じることがたくさんありました。
子ども達がキラキラとした輝く姿で働きかけている様子から、一人一人が素晴らしいもの頂き、心に吸収しているのを感じました。
毎日誰かが見つけてくるダンゴ虫。この日は、お腹に小さな小さな赤ちゃんを持ったダンゴ虫に出会いました。赤ちゃんのあまりの小ささにみんなびっくり!!虫眼鏡で一生懸命見ました。
おたまじゃくしがやって来ました。みんな嬉しくて嬉しくて興味津々。「目があった」「足が生えているのがいる」「あれは全然動いていない。何で?」など発見した事を口々に教えてくれます。友達の発見から、気付きがどんどん広がっていきます。毎日、自然と集まっては楽しそうに観察しています。
おたまじゃくしがカエルになりました。みんな大喜び!!小さなカエルを真剣なまなざしで見ています。
「元気なカエルになって良かった~」
お友達がザリガニを連れて来てくれました。
「僕が飼育ケースに当たったら、びっくりして後ろに跳んだ」
「ツメが大きい」
「どこにいたの?」「どうやって捕まえたの?」
ツマグロヒョウモンチョウを幼虫から飼いました。「パンジーの葉っぱが好きなんだって」と教えてくれたお友達がおり、探して、あげました。すると、どんどん食べて、ウンチをたくさんしました。そして、さなぎになり、蝶になるのはいつかないつかなと待ちました。ある朝登園すると、2匹蝶になっていました。さなぎは細く、小さかったけど、大きな羽を持った蝶が生まれてきて、不思議に思うと共に、驚いたり、感激したりしていました。
飼育ケースの中でよく羽を動かして飛ぶようになったので、お外に放しに行きました。初めてのお外に緊張したのか、なかなか飛び立ちません。みんなで「がんばれ!がんばれ!」と応援しました。すると、空高くに飛び立っていき、子ども達は少し寂しそうにしながらも、安心と喜びを感じている様子でした。
ピーマンもすくすく育っています。
保育者「ピーマンの赤ちゃんができているよ」
子ども「???」
保育者「ここを見て」
子ども「わぁぁ!すごい小さいピーマンだ」
今では小さなピーマンの実をすぐ発見しています。
「やったー!!ピーマンの赤ちゃんができてる」

七夕に向けて笹飾りを作りました。
年少児さんは、ドリッピング(にじみ絵)をして短冊を作りました。色がじわっとにじんで、混ざり合う様子を楽しんでいました。
年中児さんは、星空をイメージして、スパッタリング(飛び散らし)をしました。取り組むうちに、力加減で絵の具の散り方が変わることに気付いていました。
年長児さんは、立体物に色を塗っていくことや混色することを喜んでいました。向きを変えながら、色々な角度から見て、色合いにもこだわっていました。
一人一人力のこもった、素晴らしい笹飾りが完成しました。
風に揺れる笹飾りを眺めながら「たなばたさま」を歌いました。
♪ささのは さらさら~

5月の子ども達

今月は、聖母月でした。いつも私たちを優しく見守って下さっているマリア様に、感謝をしながら、またマリア様の心に倣いながら過ごしました。
マリア祭の日には、おうちから持って来たお花を自分で水切りしてから、マリア様にお捧げしました。
みんながお捧げしたお花に囲まれたマリア様のところで、お弁当もいただきました。
チューリップの花が散ったので、球根を掘り上げました。
「ゆっくり休んで、またお花を咲かせる力を溜めてね」
ーアサガオ・ふうせんかずらの種まきー
年長児・年中児さんは、昨年の経験を思い起こしながら種をまいていました。
「前、紫のあさがおが咲いたよね」「ふうせんみたいな緑の実がなった」「お花が枯れた後、種を集めた。これは、その種だ!」
年少児さんは、初めての人も多かったようで、嬉しそうに、そして、慎重にゆっくりとまいていました。
きく組では、ピーマンも育てることにしました。「ピーマン、あまり好きじゃないんだよ・・・」とつぶやいているお友達もいましたが、お世話をしているうちに、つぼみが膨らみ、白い花が開き、その変化が嬉しくて愛着を感じている様子です。
お当番さんを中心に、水やりをしています。
「神様、アサガオ、ふうせんかずら、ピーマンが元気に大きくなりますように。みんなで、大切にお世話をします」
ー制作活動(年長児)ー
菖蒲とつばめを作りました。細かい部分にも意識を向けながら折り、作り上げることができました。

ー制作活動(年少児)ー
外遊びでたくさん見た、空で泳いでいたこいのぼりを作りました。指に力を入れてしっかりと折ることをがんばって作りました。
おうちで作った制作物をみんなの前で発表する機会を設けています。
たくさん泳いでいるこいのぼりを作って来て、見せてくれました。発表は緊張するようですが、がんばって作ったものをお友達に見てもらうことや「すごい!」「どうやって作ったの⁉」など嬉しい反応をもらうことは喜びや励み、また、自信にもつながっているように感じます。

4月の子ども達

新学期が始まり、最初の月の終わりを迎えました。わくわくしながらも、新しい環境に緊張しながら過ごしたのではないかと思います。日々、子ども達のがんばっている姿をたくさん感じました。保護者の皆様とも、子ども達のがんばりを分かち合いながら、この一年を歩んでいければと思っています。
新しいお友達も、日に日に笑顔が増え、活発に遊ぶ姿が出てきました。
みんなが大好きなブランコ。
「かわって」「いいよ」
「まだ乗ったばかりだから、もうちょっと待って」
「10数えたら、かわって」
順番に乗れるよう色々なやりとりが聞こえてきます。
だるまさんがころんだ!
「入れて」「私もやりたい」とどんどん仲間が増えました。
年長児さんが「できる?」「やってあげようか?」と、年少児さんに親切に手助けしてくれている姿がたくさんあります。自分でできている時は見守ったり、待ったりしてくれている様子もあります。
「ありがとう」と言われると照れながらも、とても嬉しそうな輝く表情を浮かべています。
シスターが、子ども達にとタンポポの綿毛をくださいました。みんな大喜び!
お当番さんが吹きました。周りのお友達は飛んでいく綿毛や、綿毛がどんどんなくなっていく茎をじっと見つめていました。
タンポポについて知っていることを分かち合ったり、絵本を見たりしました。
みんなで飛ばした綿毛からも、芽が出て元気に育って、お花が咲いて欲しいなと願いました。
今年度より取り入れている英語活動です。さっそく興味を持って見たり、聞いたり、話してみたりしています。
4月から英語を教えて下さる先生と初めてお会いした日です。先生からの自己紹介に聞き入っていました。
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