「ばらぐみだより」
ばら組の子どもたちの様子や成長を写真も交えながらお伝えしていきます。一年間よろしくお願いいたします。
11月 イチョウの葉が綺麗に色づきました。
11月になり、園庭にあるイチョウの葉がとても綺麗な黄色に色づきました。子どもたちが拾って遊べるようにと、園長先生が葉っぱを集めてくださっていたので、子どもたちは大喜びでした。葉っぱをかき集めて投げて遊んだり、束にしてイチョウのブーケを作ったり、虫かごに入れてダンゴムシのお布団にしたりなど、様々な遊び方で楽しんでいました。
ヒヤシンスとしいたけの栽培を始めました
11月に入り、クラスではヒヤシンスの水栽培を始めました。ヒヤシンスの球根を見た子ども達は「玉ねぎに似てる!」「どこから花が咲くのかな?」と興味深く観察していました。絵本を通してヒヤシンスの成長過程を知り、花が咲くのがより一層楽しみになったようです。
また、11月の終わりからしいたけの栽培も始めました。今まで育ててきた植物や野菜とは違い、きのこは菌の仲間であることを伝えると子どもたちはびっくりしていました。すでに大きくなっているものがあり、早速収穫しました。順番に持って帰ってもらいますので、是非おうちでお料理に使ってください。
お散歩リベンジ!
10月のお散歩のリベンジに行ってきました。今回はお天気に恵まれ、イチョウやどんぐりをたくさん拾って持って帰ることができました!いつもと違うルートを通って行ったので、「ここの階段初めてだ~!」「どこにつながってるのかな?」とワクワクしながらお散歩する様子が見られました。なかなかどんぐりを見つけられないお友達に「こっちに落ちてるよ」「ひとつあげる!」と声をかける姿もあり、優しい気持ちが育っていることに感心させられました。
クリスマスカード作り
今年もフィリピンの子どもたち宛にクリスマスカードを作成しました。世界には十分な食べ物や衣服がなく、教育が受けられない子ども達がいるという現状を知り、そんな子ども達を元気づけたいという思いで一生懸命作っていました。「元気でいてね」「日本にまた来てね」とメッセージを書く姿もあり、遠く離れていても相手を思いやる優しい気持ちが育っているんだな、と嬉しく思いました。子ども達の優しい気持ちがフィリピンのお友達に届くといいですね。
紹介物
クラスでは週に2回ほど、「紹介物」という時間を設けています。家で制作した折り紙や切り紙、絵、ビーズ、塗り絵、捕まえた虫など様々なものを持ってきて紹介してくれます。「僕(私)は~を持ってきました」とみんなの前で文章で話すことは子ども達にとってとても良い経験になっています。また、見る側もお友達の作品の素敵なところや頑張ったところを見つけることで尊敬の気持ちを持ったり、自分も作ってみたいなと期待や挑戦の気持ちが育つきっかけになっています。
10月 秋の深まりを感じながら過ごしています。
日中はまだまだ暑い日もありますが、少しずつ葉っぱも色づき、秋風の気持ち良さを感じられる頃となってきました。10月の歌「やきいもグーチーパー」が子ども達は大好きで、毎日帰りの集まりで歌っています。楽しかった芋掘り遠足のことも思い出すようで、「大きいお芋がたくさん掘れたよね~」「大学芋にしてもらって、美味しかったな~」という声がたくさん聞こえます。自分の手で掘ったお芋は特別に感じたことでしょう。
お散歩に行きました
秋の深まりを感じ始め、お天気がいい日も続いていたので、子ども達と学院内のお散歩に出かけました。綺麗な色の葉っぱを見つけたり、どんぐりを拾ったり、「まだまだ見つけるぞ~!」と意気込んでいた子どもたち。しかし、突然空の色が変わり始め、黒い雲が現れ、雷の音が聞こえ始めました。これは危ない!と思い、急いでお部屋に走って帰るのと同時に、大雨が降り始め、みんな「キャー!!」と言いながら猛ダッシュで帰りました。あまり濡れずにお部屋に戻ることができ、一安心でしたが、ほとんどお散歩ができなかったので、また11月に行こうとみんなと約束しました。
10月の制作活動
10月31日はハロウィンということで、10月はみんなでハロウィンの制作をしました。ハロウィンとはどんな日なのかというお話をし、絵本を通して制作への意欲を高めていきました。子ども達は「おうちでハロウィンパーティーするんだ~」「習い事でお菓子の交換するよ!」などハロウィンの日を楽しみにしている様子でした。
つぼみクラスさんと交流しました。
お弁当の時間にBさんはつぼみクラスに行って、つぼみさんとの交流を楽しみました。小さなお友達とお弁当を食べることで、お兄さんお姉さんらしいところを見せようといつもよりさらにピシッとしているBさんの姿がとても可愛かったです♪「自分がAさんになったら、小さいお友達をお世話するんだ」という気持ちも芽生えてきているようです。
スポーツの秋
スポーツフェスタが終わってから、挑戦表に取り組む人が増えています。挑戦表は運動的課題が書かれているカードで、達成するとシールを貼ることができるものです。シールを貼ることで自分ができるようになったことが目に見えて分かるので、子どもたちのやる気につながっています!難しくてなかなかできないことも諦めずにこつこつ練習し、できるようになった人もたくさんいます。やってみよう!と挑戦する気持ちが心の成長につながりますね。
9月 2学期が始まりました。
長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。久しぶりに会った子ども達は夏休みの楽しかった思い出をたくさんお話してくれました。スポーツフェスタの練習が始まり、少し疲れを感じている子どももいますが、日々自分と向き合い、お友達と協力しながら練習に励んでいます。2学期は多くの行事があるので、子ども達の頑張りを認め、成長を感じ取りながら、楽しい幼稚園生活を共に過ごしていけたらと思っています。
スポーツフェスタに向けて
スポーツフェスタに向けてAさんは午前も午後も練習に励んでいます。リレーの練習がある時は昼食後に集まり、今日の目標や走る順番決めの話し合いを行います。教師は「ばら組が1位になるためにはどんな順番にしたらいいかな?」と問いかけ、話し合いは子ども主体になるようにしています。自分たちで意見を出し合うことで、聞く力や話す力、また団結力が育っていきます。お部屋でもバトン渡しの練習を頑張っています。本番ではAさんの努力がきっと実ると信じています。
アサガオとフウセンカズラの種を収穫しました
5月にみんなで植えたアサガオとフウセンカズラも終わりを迎え、種の収穫をしました。花や葉っぱが枯れ、少し寂しい気持ちもありつつ、枯れた実の中からたくさんの種が出てくることに子ども達は感動していました。「緑の実はとったらダメなんだよね」と自分の目でしっかり見極め、一生懸命枯れた茶色の実を探す姿が見られました。時期が終わり役目を終えても、また種を植えると次の命につながっていくことを知ることができました。
敬老の日のプレゼントを作りました
敬老の日に向けて、おじいちゃん、おばあちゃんに心を込めてプレゼントを作りました。Aさんは「お花の壁飾り」を作りました。花紙の配色を考えたり、薄い紙が破れないように慎重にめくって丁寧に仕上げていく姿が見られました。Bさんは「コスモスと花瓶」を作りました。ペットボトルに好きな大きさにちぎった花紙を貼り、個性豊かな花瓶に仕上がりました。コスモスの作り方を覚えて紹介物で持ってくるお友達もいました♪Cさんは「はらぺこあおむしのフォトフレーム」を作りました。大きなりんごの画用紙にのりをつけたり、あおむしの体の緑と黄緑の画用紙を交互に貼ることを頑張っていました。大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえたかな?
教育実習の先生と一緒に過ごしました
9月1日から1ヶ月間、教育実習の先生と一緒に過ごしました。お外遊びをしたり、お話をしたり、絵本の読み聞かせをしてもらったりなど、楽しい思い出をたくさん作ることができました。実習最終日には子ども達一人ひとりにプレゼントがあり、「宝物にする!」「お部屋の中に飾る!」と大喜びでした。いつも優しく寄り添い、見守ってくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
6月 梅雨にも負けず元気いっぱい!
6月に入り、じめじめとした湿気の多い気候ですが、子ども達は外でも室内でも元気いっぱいです。室内遊びでは粘土やブロックを使って作品を作ったり、自由画帳に自分の好きな絵を自由に描いていました。それぞれに思いや考えがあり、工夫を凝らしています。「何を作ったの?」と聞くとお話が止まらなくなるくらい嬉しそうに教えてくれます!
先日はみんなで「ひっくり返しゲーム」もしました。自分のチームの色のカードが多かった方が勝ち、という単純なルールなので全学年で楽しむことができました。白熱しすぎて、「負けて悔しい」と泣いてしまう人も…。お友達と様々な遊びを共有できることは、クラスの団結力にもつながりますね。
七夕に向けて
外遊びの様子
ダイナミックにどろんこ遊び!!
5月 マリア様ってどんな人?
「神様、美味しいお弁当をありがとうございました。ごちそうさまでした」毎日お当番さんが前に出て、みんなで声を揃えてお祈りします。食べ物のお恵みを与えてくださる神様に感謝するのはもちろん、作ってくれたお母さん、野菜を育ててくれた人、食べ物を売ってくれる人など、あらゆる人が自分の命に携わっていることに気づきながら子ども達は感謝のお祈りをしています。世界には十分な食事ができない人もいることを伝えると自分の幸せに感謝する気持ちも育ってきているようです。また、帰りの集まりでも毎日お祈りをします。今日はどんな一日だったかな……神様とお話する時間です。「お友達とたくさん遊べて楽しかったです」「難しかったことができるようになりました」「病気のお友達が早く元気になりますように」どんなお祈りでも神様は聞き入れてくださいます。
そして、5月は聖母月のため、マリア様についてクラスでたくさんお話してきました。マリア様ってどんな人?と尋ねると「イエス様のお母さん」「優しい人」「心の綺麗な人」など、マリア様のイメージをしっかり持っているようでした。「先生、お片付け手伝うよ!」と教師が何も言わなくても進んでお手伝いをしてくれる人がたくさんいます。マリア様みたいに優しいね、と言うとみんなとても嬉しそうです。人に何かをしてあげること、してもらうこと、どちらも幸せな気持ちになれますね。