校長先生のお話
終業式・送別式
2020-03-19
今回の終業式・送別式は，新型コロナウィルス感染症に係る影響も考慮し，講堂での式を取り止め，放送で行いました。
終業式と退職される３名（重田義揮，松坂浩，渡邉慶子）のご功績に係る紹介文を掲載させていただきます。
終業式と退職される３名（重田義揮，松坂浩，渡邉慶子）のご功績に係る紹介文を掲載させていただきます。
２０１９年度三学期終業式
只今，賞状伝達いたしました。今学期も，多くの人が多方面で活躍してくれた証です。とりわけ，三年生のＮＨＫ俳句大会ジュニアの部での学校大賞や四年生小川さんの手帳甲子園全国大会でのプレゼンテーションを初めとする特筆すべき内容での受賞もあり，皆さんの活躍ぶりに大きな喜びを感じた学期でもありました。
また，本日は，皆さんにとって久しぶりの登校となり，友達との会話が弾んでいることと思います。私は，登校時に皆さんが元気な声で「おはようございます。」と挨拶してくれた様子を見て，改めて，皆さんがいての学校だなと痛感した所です。
今年度の目標は，「命・恕の心を育む」でした。1月末，中国に端を発した新型コロナウィルス感染症は，今やWHOはパンデミック，すなわち，感染症の世界的な大流行を宣言するほどに拡大し，多くの命が奪われたり，経済活動が停滞したりするなど人類に大きな影響を及ぼしています。ここ数年続いている自然災害や紛争，そして，ローマ教皇の来日等とともに，改めて，私たちにかけがえのない命の大切さについて深く考えさせられた年度でもありました。
皆さんは，この一年，恕の心，すなわち，思いやりの心を発揮できましたか。皆さんの周りに，寂しい思いをする人はいませんでしたか。いじめにあい辛い思いをしている人はいませんでしたか。恕の心が十分に発揮されていれば，こんな人はいないと思います。いじめは，大切な命も奪いかねません。新年度は，恕の心に磨きをかけ，皆さんが安心して過ごせるいじめのない学校にしていきましょう。
さて，今日は，本来，皆さんに修了証書を渡す日でもありますが，新型コロナウィルス感染症の影響で，一堂に会することを止め，放送での挨拶とさせていただきます。暫くの間，臨時休業にせざるを得ない状況でしたが，明日からの春期休業中も，5年生の特別カリキュラム等に参加する一部の生徒を除き，家庭での生活を基本といたします。
新型コロナウィルス感染症専門家会議の見解によれば，「感染者数は，一時的な増減こそあれ，当面，増加傾向が続くと予測され，依然として警戒を緩めることができない。」とのことです。
したがって，次の三点に留意しながら春季休業期間中も生活してください。
１ 咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底すること。
２ 風邪症状がある場合には外出を控え，やむを得ず外出する場合には，マスクを着用すること。
３ 集団感染の共通点は，特に，「換気が悪く」，「人が密に集まって過ごすような空間」，「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」であることが分かっていますので，換気が悪く，人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けること。
以上の三点に留意しながら生活し，4月６日に元気な姿で登校してください。
また，本日は，皆さんにとって久しぶりの登校となり，友達との会話が弾んでいることと思います。私は，登校時に皆さんが元気な声で「おはようございます。」と挨拶してくれた様子を見て，改めて，皆さんがいての学校だなと痛感した所です。
今年度の目標は，「命・恕の心を育む」でした。1月末，中国に端を発した新型コロナウィルス感染症は，今やWHOはパンデミック，すなわち，感染症の世界的な大流行を宣言するほどに拡大し，多くの命が奪われたり，経済活動が停滞したりするなど人類に大きな影響を及ぼしています。ここ数年続いている自然災害や紛争，そして，ローマ教皇の来日等とともに，改めて，私たちにかけがえのない命の大切さについて深く考えさせられた年度でもありました。
皆さんは，この一年，恕の心，すなわち，思いやりの心を発揮できましたか。皆さんの周りに，寂しい思いをする人はいませんでしたか。いじめにあい辛い思いをしている人はいませんでしたか。恕の心が十分に発揮されていれば，こんな人はいないと思います。いじめは，大切な命も奪いかねません。新年度は，恕の心に磨きをかけ，皆さんが安心して過ごせるいじめのない学校にしていきましょう。
さて，今日は，本来，皆さんに修了証書を渡す日でもありますが，新型コロナウィルス感染症の影響で，一堂に会することを止め，放送での挨拶とさせていただきます。暫くの間，臨時休業にせざるを得ない状況でしたが，明日からの春期休業中も，5年生の特別カリキュラム等に参加する一部の生徒を除き，家庭での生活を基本といたします。
新型コロナウィルス感染症専門家会議の見解によれば，「感染者数は，一時的な増減こそあれ，当面，増加傾向が続くと予測され，依然として警戒を緩めることができない。」とのことです。
したがって，次の三点に留意しながら春季休業期間中も生活してください。
１ 咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底すること。
２ 風邪症状がある場合には外出を控え，やむを得ず外出する場合には，マスクを着用すること。
３ 集団感染の共通点は，特に，「換気が悪く」，「人が密に集まって過ごすような空間」，「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」であることが分かっていますので，換気が悪く，人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けること。
以上の三点に留意しながら生活し，4月６日に元気な姿で登校してください。
２０１９年度送別式
次に，本年度で退職を迎えられた3名の先生方を紹介し，後程，お一人お一人からご挨拶いただきます。本来は，長年の功績に対して，皆さんの前でご挨拶いただくのが本意ではありますが，この状況に鑑み，放送による送別式とさせていただきます。
重田義揮先生は，社会科教員として本校に34年間在籍頂きました。この間，入試広報部長等の重責を担い，本校の発展にご貢献いただきました。最後の２年間は，6年担任として，生徒の皆さんの思いをしっかり受け止めて，それぞれの進路希望を叶えるべく懇切丁寧な指導に努めていただきました。また，写真部顧問として卓越した技術力を発揮して指導されていた姿がとても印象的でした。本校のホームページに掲載されている季節の写真は，重田先生が撮られたものが大半です。長い間，大変ありがとうございました。なお，先生には，来年度も倫理の非常勤講師としてお世話になることとなっています。
松坂浩先生は，理科教員として本校に28年間在籍頂きました。この間，学年主任や進路指導部長等の重責を担い，本校の発展にご貢献いただきました。この3年間は，進路指導部長として，キャリアプランや特別カリキュラム等の進路指導に係る企画・実践とともに，6年生の面接指導等にも深くかかわっていただき，一人ひとりの進路の実現に向けてご尽力いただきました。また，ECOクラブの顧問として，高い専門性と指導力を発揮して各科学賞で度々受賞に導くなど多くの功績を残されました。長い間，大変ありがとうございました。なお，先生には，時々ではありますがECOクラブのご支援を頂く予定です。
渡邉慶子先生は，音楽科教員として37年間お勤め頂きました。この間，芸術科主任等の重責を担い，本校の発展にご貢献いただきました。先生は，本校の卒業生でもあり，本校の歴史と伝統を大切にされ，粘り強く丁寧に愛情ある指導をなされていた姿が，とても印象的でした。また，本校の伝統でもあるハレルヤコーラスや合唱コンクール，聖歌等の指導をはじめ，琴クラブ顧問としてもご尽力いただきました。とりわけ，本年度は，有終の美を飾るごとく，6年担任として，献身的に卒業生をご指導いただきました。長い間，大変ありがとうございました。なお，先生には，来年度，法人事務局でご活躍頂くこととなっています。
校長 小野田 文明