学校法人 福山暁の星学院のホームページ

　今日は、５月に福山市で開かれる「第２０回世界ばら会議福山大会２０２５年」についてお伝えします。この大会は、ばらの花が大好きな人達が、世界中から福山に集まって、ばらについて学んだり、お互いに交流したりするイベントです。会議が開かれるのは、５月１８日から２４日の１週間です。今回のテーマは、「Roses for the Future　～福山から始まる新しい未来～」です。ばらの花を通して、未来のことを考えたり、世界の人達と繋がったりする、そんな素敵な願いが込められています。みなさん、「ローズマインド」って聞いたことがありますか？実は福山市は、ばらととても深い関係があります。昔、戦争で町が大変だったとき、人々は復興のしるしとして、たくさんのばらを植えました。「ローズマインド」とは、バラを愛し、育てることを通して生まれる「思いやり、優しさ、助け合い」の心の事です。平和への願いやバラを大切に育てる気持ち、人や町を大事に思う心、そんな思いが、一杯詰まっています。それから「花は美しい、それを愛し育む人の心はなお美しい」を合言葉に福山は「ばらの町」と呼ばれるようになり、今では、市の「シンボルの花」になっています。だからこそ、福山でこの大会が開かれることは、とても大きな意味があります。みなさんもばらを見て楽しんだり、福山の良さを世界の人達に伝えたりして、「ばらの町福山」を一緒に盛り上げていきましょう。

　※今日使った資料は福山市のホームページです。

　※写真は、中高等学校前の花壇で育てられている「アンネのばら」です。

　みなさんは、春の旬の野菜と言ったら何を思い浮かべますか。僕は春キャベツを思い浮かべます。春キャベツは甘みがあり、やわらかいのが特ちょうです。秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけてしゅうかくされるキャベツです。

　次に春キャベツを使った簡単な料理を紹介します。それは春キャベツのごまあえです。まず、春キャベツを５mmのはばに切り、ボウルに水を入れてラップをかけ、電子レンジで２分ほど温めます。キッチンペーパーで水気をふき取り、ボウルにしょうゆ、白だし、みりん、砂糖、ごま油をまぜ合わせて完成です。調理時間が少なく、春キャベツがたっぷり食べられるのでおすすめです。

　最後に春キャベツの保存方法です。春キャベツは中心から成長する野菜のため、芯に栄養が集まるようになっています。そのため、芯を切り取ることで成長をとめ、いたみを防ぐことができます。取り除いた部分に湿らせたキッチンペーパーをつめることで乾燥を防ぐことができます。ぜひ、みなさんもためしてみてください。

　僕は、今回、春キャベツについて初めて知ったことや色んな料理がたくさんあることが分かりました。みなさんも調べて作ってみてください。

　今回使った資料は「クラシル」です。

　みなさん、こんにちは。４月の終わりと同時に咲き始める「ふじ」。古くから、日本で愛されてきた植物ですが、みなさんは「ふじ」の特徴を知っていますか。

ふじは、薄紫色の棒のような形で垂れ下がるように花をつけます。やわらかな香りがする美しい花ですが、古くから愛されている日本を原産とするマメ科の植物です。ツル性植物なので、高い木などを支えに這うように育つ特徴があります。そして、４月から６月にかけて、薄紫色、ピンク色などの花を咲かせます。まるでシャンデリアのように咲く姿は、非常に美しいです。その後、花が咲き終わった後にはインゲン豆に似た細長い実をつけます。

　ふじは、古くから日本の歴史と深く関わった花で、古典や絵にもたくさん描かれています。ふじの花を振袖姿の女性に例えている古い俳句もあるように、女性的な優しさを表すのがふじの花です。花言葉にも「優しさ」「決して離れない」「恋に酔う」などがあります。平安時代の貴族は、喪に服する期間だけはふじ衣を着用したと言われています。質素ですが、昔から神聖な衣服として扱われていました。また、ふじのつるの皮から取った繊維は、衣服として利用されたり、ひもとして活用されたりしてきた歴史があります。ふじから取った繊維を使ったふじ衣は庶民の衣服として長く使われ、江戸時代まで仕事着として使われていました。

　また、ふじは毒がある植物ですが、天ぷらなどにして食用として利用される事もあったそうです。また、茎を乾燥させて椅子などの家具に加工されることもありました。江戸時代の貝原益軒は、「大和本草」の中にふじの薬草としての効果を記しています。

　このように、ふじの花には観賞用としてのみだけでなく、私達の生活にとても密着した植物なのです。興味をもった人はふじの花を見に行ったり、もっと調べてみてください。

今回使った資料は「株式会社　ハイポネックスジャパン」と「ふじの歴史」です。

　みなさん、こんにちは。桜の花も散り、鮮やかな新緑の季節になってきています。私は、和菓子が好きですが、みなさんはどうですか。今回は、桜餅について放送します。桜餅は、かわいらしく、華やかなお菓子です。伝統的なひな祭りのお菓子には、「ひなあられ」や「ひし餅」、「引千切り」などがありますが、桜餅は、ひな祭りの行事食として親しまれているお菓子の一つです。ひな祭りの時期になると、店頭には、華やかな桜餅が並びますね。その可愛らしい見た目から、桜餅には、「女の子をお祝いする特別な意味」があると感じる人も多いでしょう。

　次に桜餅の葉っぱを食べても良いのかについて紹介します。桜餅を食べる時に、桜の葉は食べてみいいのかどうか気になる人も多いでしょう。実は桜餅に巻いてある桜の葉は、食べても食べなくても、大丈夫です。桜の葉を食べるかどうかは好みで決めても問題ありません。但し、桜餅を販売しているお店によって、桜の葉の食べ方が変わってくるケースもあります。元々は、桜の良い香りを楽しんでもらうために、作られていて、できれば桜の葉も食べて欲しいということもあるでしょう。一方で、乾燥を防ぐためという目的もあり、食べることを前提にはしていないお店もあるようです。どちらが良いのか迷ったら、お店の人に聞いてみてもいいですね。皆さんも桜餅を買って食べてみて春を感じてください。

　今回使った資料は、インターネットで「スタジオアリス」です。