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園長の日記 その15「聞くことの大切さ」

2022-10-23
芋ほり
「みて、みて、おいもがほれたよ。」「お、ほんとだ。」保護者専用ページには動画もあります。
聞くことの大切さ

 今通勤の時に2冊の本をかばんに入れています。「聞く技術 聞いてもらう技術」と「最高のコーチは教えない」という本です。朝と帰り、その日の気分で選んで読み進めています。先日ふと読みながら、買ったタイミングは違っていたのに、どちらも「聞く」ということの大切さが説かれていることに気づきました。

 園では、子どもたちが毎日よく話しかけてくれます。がんばって聞いていますが、正直なところ、半分くらいはよく分からないことが多いです。きっと、前提になっている子どもたちの世界の知識が不足しているのと担任の先生たちと比べるといっしょにいる時間がやっぱり短いからだと思います。

そんな私にも、いっしょうけんめい話しかけてくれるので、よく分からなかった時も、「そーう!」としっかりうなづくようにはしています。「ごめん。本当はよく分からなかった・・。」と不安になりながら顔を見ると、うれしそうにしてくれているので、よかったなあと思います。話した内容についてのコメントやアドバイスがほしいのではなく、聞いてほしいのだと分かります。外遊びでは、うんていや鉄棒ができた時に「園長先生、見て!」と複数の子たちから「みてみてこうげき」を受け、忙しくしています。

本の帯には「聞かれることで人は変わる」と書かれています。自分の経験に基づいた一方的なアドバイスや指導よりも、相手の話をまず聞くことの効果について、今読んでいるところです。

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