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園長の日記 その14「幼稚園という選択」

2022-09-20
学年保護者懇談会(年少)の様子
夏休みの後半に、学年ごとに保護者懇談会を開きました。1学期の様子をお伝えするとともに、モンテッソーリのお仕事を実際に体験していただく機会を設けました。和気あいあいとした雰囲気で楽しい時間を共有できました。
幼稚園という選択

どんなに教育内容に賛同できても、フルタイムで働いていると幼稚園を選択することは難しいのでという声を聞きました。特色ある教育とともに子育て支援策は、時代のニーズとなっています。現在、本園でも、預かり制度の充実や通園バスの運行、注文弁当の実施などに工夫を重ねています。

預かり制度自体は、長期休業中も含めてすでに多くの方に利用していただいており、施設の大きさや担当者の確保という制限を調整しながら運営しています。

夏休みから検討してきた放課後教室「キッズクラブ」は新たな受け皿の1つになるかもしれません。英語教室とプログラミング教室の2つは、すでに体験教室を実施して、10月からの開始に備えているところです。

通園バスは、2便4系統で運行しています。バス停を増やしすぎると、運行時間が長くなり園児たちの負担になるので、駐車場が確保できるところにバス停を設定して、そこまでは車などで集まっていただいています。保護者参加行事の際は、隣接の小学校の運動場を駐車場としたり、園庭を開放したりして車の乗り入れを認めています。

今年度の保護者会の役員さんたちは、仕事を持っておられる方がほとんどです。保護者会活動は、それぞれの事情に応じて参加できるように改革を進めています。10/1の入園説明会には、役員さんたちにも来ていただくことにしていますので、園には聞きにくいことも、直接尋ねてみてください。

「子どもが園に慣れたころに働きたい」という方なら、通常の保育時間で仕事探しの時間は確保できるでしょうし、預かりの利用で保育の延長は可能です。フルタイムではないが、毎日働いている方や長期休業中に働きたい方も、支援のしくみをうまく活用していけば、幼稚園という選択は可能ではないでしょうか。

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