学校長ブログ

ねこ騒動 その1

2017-09-25

こんにちは

暁の星小学校の教育理念は『我らみな兄弟』です。これは校門にも刻まれています。たしかに、暁の星の子らは、自分も、そして友だちも大切にするように日頃から指導を受けています。とにかく優しい。温かい。けんかもします。けれども自分に非があると分かると素直にあやまります。

また、転校生に対してはめちゃくちゃに優しくいつもウエルカム状態です。

こんな子どもらですから、小動物に対しても無益な殺生はしません。各教室にはヤゴ、チョウの幼虫からメダカ、ザリガニ、金魚、カメなど様々な生き物がいっぱいです。先日は大トカゲが来ていました。

小学校の玄関ではウサギが出迎えてくれます。М先生が言いました。

「玄関先にウサギをおくなんて、お客様に失礼ですよ。」

A先生が言いました。

「ウサギまで歓迎しています。という感じもするからいいんじゃないの。」

この話し合いは決着をみず、現在『ショコラ』と『ミルク』という、うさぎがいます。毎日飼育担当の子どもらが餌やり、うんちの取り換え等しています。いやな顔一つしないで、むしろ楽しそうにしています。

 そして、420日!二匹の子猫が校庭のすみに捨てられていたのを小寺先生が保護?しました。兄妹らしく、しかも妹のほうは目が目ヤニでつぶれていました。だから餌が自分でとることができません。やせほそっていました。「校長先生どうしましょうか」と小寺先生の目が語っていました。『どこかに捨てて・・・』と一瞬思いましたが、補佐の戒能先生も私も生来の猫好き!『医者に連れて行かなくちゃ』と二匹を二人で連れていきました。

「こりゃだめだな。二匹とも病気持ちで、メスのほうは助かるかどうかわかりませんよ。」

「そこをなんとか助けてください。」

「助かるかどうか、分かりませんが預かりますよ。けれどもメスのほうはわかりませんよ。一応、名前を聞いておきましょう。なんていう名前ですか。」

とっさのこと。捨て猫さんに名前など・・・・。思いつく名前はこれだけ!!!

「暁(あきら)と星子(ほしこ)といいます。」 ここに『あけのほし暁』と『あけのほし星子』が暁の星小の住人になりました。

助からない、死んでしまう・・・と思いつつ、二人ともただ黙って学校に帰りました。それから十日間仕事の間をみつけて二人で獣医さん通いでした。『小さい時はかわいいから可愛がっておいて大きくなりはじめ、病気になっている猫を校庭に捨てるなんて!!ひどい人がいたものだ。』という情けなさと絶対たすけてやるという意地と、せっせと通院させる私達に注がれる、先生方の目がそれぞれ語っておられることを想像する楽しみとで通院しました。子どもらは、大歓迎で病気だから触れないけど見守ってくれています。

これが小学校のうさぎ小屋に猫がいる始まりの話です。